ウユニに行くには、まずラパスを経由する必要がある。
ラパス
世界で最も標高の高い都市として知られるラパス。
標高で言うと、3,800mにも達する。
空港について、スーツケースを引いてるだけでも息切れがする。
空港の所々に高山病の薬の広告が立っている。
ワゴンに乗ってラパス中心地へ向かう。
ロープウェイからの風景 空気が乾燥してると奥の山までクッキリ 写真:ガイドの落合さん |
ラパスの街はすり鉢状になっていて、上に行けば行くほど貧困層が住んでいる。
最下部まで行くと、ホテルやレストランや教会などが立ち並ぶ中心街に着く。
ホテルにチェックインした後、ラパスをしばし散策。
前情報が恐ろしすぎて、カメラを出せなかったため、写真がない。
「カメラを出しているだけで狙われる」とか
「ひったくりにはホント注意して」とか。
でも、今思えば、場所を選びさえすれば色々写真とっても良かったんじゃないかと思う。
人がいる広場とかであればそこまで危ないようには見えなかった。
そろそろパンツのストックが切れそうだったため、パンツを探したが売ってない。
長旅でホテルに連泊しない人は、パンツを多めに持って行こう。
ラパスは酸素が薄い上に坂道が多く、すこし歩くだけでも息切れする。
嫁さんが自分のうしろでパーカーを少し引っ張りながら歩いていたのだが速攻「ちょっとそれやめて」と言ったほどだ。
街の感じはタイに似ている。
汚い道路、立ち並ぶ屋台、信仰深い人々(ここはキリスト教だけど)。
屋台にはアンデス民族衣装やアルパカのミイラなども売っていて見ているだけでも楽しい。
サンフランシスコ教会の前に広場があり、B-BOYみたいなニーチャン2人とその彼女が真ん中に座っている。
デカイスピーカーを持ち込んでmp3プレイヤー的なものでクンビアを流しているが、彼ら自体は何もしていない。
今は仲間を待っていて、そのうちHIPHOPのライブでも始まるんじゃないかと思って、休憩がてら階段に座り、襲ってくるハトや怪しい色のゼリーやアイスの売り子に耐えつつ彼らが行動するのを待つことにした。
が、1時間くらい待っても結局彼らは何もせず、ボリビア産のクンビアがずっと流れていた。。。
心も体も冷えきってしまった我々夫婦はホテルに戻り、非常食として持ち歩いていたペヤングとMAMA(タイのカップヌードル)を取り出し、フロントからもらったお湯を注いた。
南米特有の肉肉肉な食事に少し飽きていた我々にとって、この匂いはとても懐かしさを感じる。
ここで問題に気づいた。
箸がない。
MAMAには小さーいプラスチックフォークがついている。これで食べるしかない。
だが、ペヤングとママー両方にお湯を入れてしまっている。
小さいフォークを使ってペヤングとママーをひとすすりずつ食べては渡しを繰り返し、無事に完食。
明日は4時起きでいよいよウユニ。
朝食は6時からのため、フロントに行って「コーヒーと軽食を用意しておけないか」と木の実ナナのような髪型のオバチャンにリクエストしたら、「オッケー、まかしといて」的な事を返してくれた。
カップラーメンの懐かしさで満たされた腹と無事に食いきった安堵感から、早めの床についた。
ウユニへ移動
朝4時に起き、チェックアウトのためフロントへ。
カウンターで爆睡しているオジサンを起こし、チェックアウトを済ませた。
カウンターの人が昨日お願いした木の実ナナヘアーのオバチャンではない時点で嫌な予感はしていたが、もちろん朝ごはんは用意されていなかった。
快諾してくれただけで嬉しかったよ、昨日の木の実オバチャン。
迎えに来てくれたガイドさんと一緒に空港へ。ウユニに向かう。
空港には普通にこういう民族衣装のオバちゃんがいる |
小型機で飛びます! |
機内の様子 寒い |
ただひたすら機内の寒さに耐えながらウユニへの到着を待った。
次回へ続く
まとめ
- ひったくりには十分に気をつける
- 酸素が薄いため、ゆっくり歩いたほうが良い
- ウユニが目的地であればラパスでは無理をしない。しっかりと休憩をとる
- 安くパンツを買おうとするとなかなか売っていない
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